創業当時、GAMPS のロゴを考え商標登録したり、経済産業省に事業の届出をしたり、警察署に古物商の届出をしたり、ホームページを立ち上げたり、オリジナルアンプの設計をはじめたりと、多忙な毎日を過ごしておりました。
起業するきっかけや動機はホームページに記載のとおり、ギタリストの立場にたち、ギター・アンプ・サウンドを追求し、ギターアンプを製作したり、ヴィナンテージ・アンプの回路と音を誠実に蘇らせることです。この10年を振り返り、あの頃抱いていた思い、精神は今も脈々と、ギターアンプ開発とオーバーホールの仕事に生かしているつもりです。
ヴィンテージ・ギターアンプを問題ない状態にするに留まらず、音をさらに良くし、いつまでも弾いていたいとおもうような状態にオーバーホールしてさしあげるには、作業時間を十分にとり、隅々まで行き届いた仕事をする必要があります。作業できるのは平均すると一ヶ月に一台のペースとなり、ご依頼の全てをすばやく処理はできず、ご予約制となり、1年待ちという状態になってしまいました。
一方でオリジナルアンプの開発とオーバーホール済みの「使えるヴィンテージ・アンプの販売」は、なおざりになっていました。
今後は力を入れていこうと考えております。
オリジナルアンプ Browny G3 |
販売用ヴィンテーイジアンプのストック |
オリジナルアンプやヴィンテージアンプはそれなりの値段がします。
買っていただいて後悔をしてほしくありません。
その思いから、ここでは以下の疑問にお応えいたしておきます。
買っていただいて後悔をしてほしくありません。
その思いから、ここでは以下の疑問にお応えいたしておきます。
【ギャンプス・オリジナル・アンプはいったいどんな人に使ってほしいのでしょうか ?】
・ギターが上手い人、下手な人、関係ありません。
・プロの人、アマチュアの人、関係ありません。
・今のご自身のギター・サウンド(ギターアンプのサウンド)に不満がある人です。
・ギターアンプを変えたら今よりも個性的に弾けるんではないかと思っておられる方にも適します。
使い方はご自由です。しかし、これだけは覚えておいてください。
・ 「ギターとシールドで作るクリーン音が基本」
・ 「エフェクターを使ったとしても鳴らしっぱなしではなく、一曲中の要の部分だけ踏む」
というようなお方のお気に召すようにギャンプス・オリジナル・アンプは製作しています。
あなたのギターのピックアップから出力される倍音を極力削らず、弾きやすく、心が弾むようなクリーン・サウンドがギターとシールドだけで出せる音がギャンプスのサウンド・ポリシーです。
あなたのギターのピックアップから出力される倍音を極力削らず、弾きやすく、心が弾むようなクリーン・サウンドがギターとシールドだけで出せる音がギャンプスのサウンド・ポリシーです。
ディレイ、コーラス、デジタルリバーブ等の空間系エフェクターがあります。
私も過去に散々使用してきました。
高価なスイッチング・ボードを使ったり、ラックマウント式のステレオ出力タイプに2台のパワーアンプをつないだりと、プロの使うような機材も持っていました。
高価なスイッチング・ボードを使ったり、ラックマウント式のステレオ出力タイプに2台のパワーアンプをつないだりと、プロの使うような機材も持っていました。
これらは魔法の箱です。
ギターが下手でもピッキングの荒さや押弦の雑さを覆い隠してくれます。
アルペジオのピッキングむらもエフェクト効果で覆い隠してくれます。
スタジオやライブで自分のアンプを使えないとき、エフェクターの効果で異なるアンプでも同じような音が出せ、とても重宝します。
エフェクターという魔法の箱はあなたを虜にし、依存症のように手放せない状態にします。
反面、エフェクトによる音色加工の個性が強く、誰が弾いても同系統の音に聴こえてしまうという欠点があります。
押弦したときの微妙なニュアンスはエフェクトされた音に隠されてしまうという欠点があります。
結果、魔法の箱はあなたから「あなたの音(クリーン音)」という個性を奪っていきます。
どれだけ凝ったプログラミングをしたり機材にお金をかけて音作りをしても、所詮プログラミング、誰かが同じプログラミングをして、すぐにあなただけの音ではなくなってしまいます。
凝ったエフェクトを複数かけて個性的と思われる音色で演奏すると観客にはうけます。
「すげー」って。
でもよく考えてみると、
「今ギター弾いている人がすごいの?」
「弾いてる旋律はそんなにすごくはないかも」
私の場合、答えは「エフェクトがすごいね」でした。
ギャンプスのオリジナル・ギターアンプはギターとシールドだけで十分に音楽的なクリーン・サウンドの出るアンプです。
エフェクターを否定するのではありません。
曲の一部分、ここぞというタイミングでエフェクターを踏めば常に踏んでいるときよりもドラマチックさが加わるという考えです。
アンプとシールドケーブルだけの構成で弾くとき、ギターを持ち替えるとギターの差による音の違いが最もよくわかります。
新作ギターのデモ演奏をプロの方がなさる動画を目にします。
常にコーラスやディレーがかかりっぱなしの音源が良くあります。
その動画からはギター本来の個性的な音は判別しづらいと感じています。
それがあなたの個性となり、あなたの音となると考えます。
ここに述べた概念があくまで正しいなどと申しあげるつもりはありません。
このような考えに共鳴なさる方に GAMPS のオリジナル・アンプが合うのではないかと思うのです。
coming soon GAMPS Green Reverb |
これについては、ホームページにも記載いたしました。ご参照ください。
ホームページで述べたとおり、ギャンプスのオリジナルアンプは量産化するつもりはございません。
精神を集中して一台のアンプを製作し終わると、とても疲れます。精神集中して製作できるアンプの数には限りがあります。
疲れないように、考えなくて済むように、集中しなくても作業できるように流れ作業にしたとすると、どこかでサウンドの品質にほころびが出てしまいます。
量産化して収益を上げることよりも、一台ずつに精魂込め、完成したときの喜びに幸せを感じたいと思っているのです。
良きギターライフを
0 件のコメント:
コメントを投稿